ICJ2号ファンドの既存投資先である株式会社ゼロボード(東京都港区、代表取締役:渡慶次 道隆、以下「当社」)は、当ファンドからの出資も含め、シリーズ A ラウンドとして第三者割当増資による資金調達を実施し、ファーストクローズおよびセカンドクローズの合計調達額が 24.4 億円となりました。

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SaaS系スタートアップの調達が難化する中、大企業との提携で力強い売上増加を実現

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今回のリリースでは、ゼロボード社が24.4億円という大型調達を実現し、設立わずか18ヶ月で従業員100名(出向・業務委託を含む)を超える成長を遂げていることをご報告しています。

現在、国内のSaaS系スタートアップは、上場マーケットでのSaaS系企業の株価低迷(約2年で平均株価が1/3以下の水準)に伴い、資金調達に苦戦する状況が続いています。そんな中、ゼロボード社が今回の大型調達を達成できた背景には、三菱UFJ銀行、長瀬産業、関西電力といった大手企業との連携による、企業クライアントへの急速なサービスの導入と、それに伴う力強い売上の伸長があります。

今回のセカンドクローズでは、こうした提携・サービス導入支援をお手伝いいただいた事業会社各社様が、投資家として参画しています。

創業時に参加の「第1回ESGアクセラレーター」優勝がMUFG提携へつながる

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ゼロボード社は、2021年夏に開催された「第一回ESGアクセラレーター」にて、見事優勝。このプログラム期間中から、スポンサーである三菱UFJ銀行との提携を、当ファンドの事業開発チームの支援により実現し、2021年秋口からは、三菱UFJ銀行の主要営業本部が、直接ゼロボードの製品を、大手企業へ紹介する動きがスタートしました。
下図:【2021年秋】アクセラレーター優勝後、ICJ2号ファンドが初期投資家として出資、三菱UFJ銀行による提携がスタート

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今回調達により新たに強力な投資家を迎えゼロボード社は世界進出へ

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今回の調達では、こうして成長を遂げてきたゼロボード社に対して、新たに世界的なVCである香港のキーロックキャピタル、国内からはJAFCO・Coral・DBJキャピタルといった強力な投資家が参画し、既存投資家である当ファンドおよびDNX社からの追加出資も含め、今後のさらなる成長、そしてアジアを中心とした海外進出に向けた布陣が整いました。

当ICJ2号ファンドも、引き続き、「働かされる株主」として、ゼロボード社の成長を、主に事業開発・大手企業との提携の面から支援していく所存です。


お知らせ:脱炭素スタートアップの登竜門「第4回ESGアクセラレーター」は2月22日に説明会を開催します

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ゼロボード社が優勝し、その後の飛躍につながった「ESGアクセラレーター」は、三菱UFJ銀行・関西電力・東京ガス・Microsoftといった強力な事業会社スポンサーを迎え、東京都による協賛の元、過去最大規模にて今春開催されます。応募締め切りは3月19日、それに先立って、ゼロボード社の渡慶次代表も参加しての説明会が、2月22日(水)に、オンラインにて開催されます。

ゼロボードに続く、脱炭素領域での大いなる飛躍を実現できるスタートアップの皆様のご参加、お待ちしております。

▼プログラムの詳細・説明会やエントリーはこちらより

https://www.esgaccelerator.com/