日本マイクロソフトの支援のもと、世界のサステナビリティ実現に向けたWeb3の可能性を探る

ベンチャーキャピタルであるインクルージョン・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:服部結花、以下インクルージョン・ジャパン)は、Web3と呼ばれる世界観や技術が、世界共通の目標であるサステナビリティ(持続可能性)の実現にどのように寄与できるかを、有識者とベンチャー企業とともに議論する「Web3 × サステナビリティ Crossing」を開催します。
開催にあたり、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、以下日本マイクロソフト)による支援のもと、本イベント内でピッチ(短いプレゼンテーション)を行うベンチャー企業を募集します。大賞に選ばれた企業には、賞金として100万円が贈呈されるほか、インクルージョン・ジャパンが組成した「ICJ2号ファンド」からの出資検討をはじめとした、事業支援を行ってまいります。

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Web3とサステナビリティの接点を探るSpeaker×Pitchセッション

「Web3」とは、ブロックチェーンと呼ばれる分散型台帳技術を用いて、中央集権的な組織に過度に縛られることなく、個人がより自由に活動できるような世界観や技術をさす概念であり、世界的に注目が集まっています。

インクルージョン・ジャパンでは、長期的な企業成長の基盤となる世界の「サステナビリティ」に対して貢献しようとするベンチャー企業に対して、「ICJ2号ファンド」からの出資などを通じて、支援を進めてきました。

本イベントは、「Web3」という世界観や技術と「サステナビリティ」という世界の共通目標とが重なる交差点において、新たな挑戦を生み出し、応援することを目的として開催します。そのために、双方に造詣の深い有識者スピーカーによるレクチャーと、日本・世界から募集したベンチャー企業によるピッチとを組み合わせたセッションを実施し、起業家、投資家、企業や自治体のサステナビリティ推進者が、互いに学び合う場を創ります。

有識者スピーカーによるレクチャー

有識者スピーカーとして、Web3の基幹インフラを目指すパブリックブロックチェーン「Astar Network(ASTR)」のファウンダーであり、日本政府のWeb3政策への提言においても注目されている渡辺創太氏、循環型経済やブロックチェーンの世界最先端の取り組みを、国内の企業や自治体にいち早く持ち込んできた株式会社インフォバーン代表の小林弘人氏、日本初ESG重視型ベンチャーキャピタルの創業に参画し、サステナビリティ・ウェルビーイング領域のベンチャー投資を行うKind Capitalの鈴木絵里子氏、そして日本のフィンテックの第一人者であり、現在は日本マイクロソフトにて金融機関のDX推進やサステナビリティ案件を推進しつつ、日本ブロックチェーン協会の理事も務める藤井達人氏が登壇します。

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Web3 × サステナビリティの革新性に着目する協賛パートナー

本イベント開催にあたり、企業のサステナビリティ実現のためにMicrosoft Cloud for Sustainabilityを提供する日本マイクロソフトが特別協賛として参画します。さらに、一般社団法人日本ブロックチェーン協会やフィンテック養成コミュニティ、株式会社インフォバーンなど、Web3という言葉が登場する前からブロックチェーンのポテンシャルに着目し、第一線で活動してきた企業・団体からの協賛も頂いています。

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募集対象ベンチャー企業とスケジュール

Web3やブロックチェーン技術に強みをもち、サステナビリティに貢献するサービス開発を進めているベンチャー企業、またはサステナビリティ領域で起業しており、Web3やブロックチェーン技術に理解を深めたいベンチャー企業を、日本・世界から募集します。

ピッチを行うファイナリストに選ばれたベンチャー企業は、大賞を始めとする表彰に加えて、有識者スピーカーから事業成長に向けたアドバイスを受けることが可能です。また、インクルージョン・ジャパンが組成している「ICJ2号ファンド」からの出資も検討されます。

7/31(日)  応募締切
8月上旬        ファイナリスト選定通知
9/6(火)    都内開催のイベントにてピッチ実施

「Web3×サステナビリティCrossing」公式サイト
https://www.ESGaccelerator.com

ICJ2号ファンドの詳細

ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったもので、長期的な企業成長の基盤となる概念として、世界の共通認識となりつつあります。インクルージョン・ジャパン株式会社は、ESG/SDGs(持続可能な開発目標)の担い手としてベンチャー企業に注目しており、ICJ2号ファンドを通じて、その実現に寄与するベンチャー企業の株式へ投資します。また、投資先の事業を通じた社会・環境面のインパクトと、経済的なリターンを両立させるため、投資先のESGマネジメントも重視します。

ICJ2号ファンドでは、ESG投資の第一人者である夫馬賢治氏、前国連大使でSDGsの世界的普及に務めた星野俊也氏を顧問に迎え、投資体制を整えています。世界基準に照らしたESG投資を行うために、国連責任投資原則(PRI)へ署名いたしました。PRI署名に合わせて、独自のESGポリシーを制定しております。現在までに、脱炭素・サーキュラーエコノミー、金融インクルージョン、ウェルビーイングをテーマに、9件の投資を実行しています。

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