経済産業省でIT産業振興、新産業創出推進を担当していた陶山祐司が、3人目のメンバーとして入社致しました。
陶山は、経済産業省において、IT・エレクトロニクス産業の競争力強化や、新たな付加価値産業の創出促進、震災及び原発事故を踏まえた中長期のエネルギー政策の企画立案等に従事しておりました。日本を支える新たな産業の創出を推進するため、ベンチャー企業への支援や、日本における新たなイノベーションの形態を模索する中で、弊社と関わりを持つようになり、この度、弊社に、3人目のメンバーとして入社することとなりました。
【陶山から皆様への御挨拶】
世界の経済、安全保障、テクノロジー情勢が目まぐるしく変化する中、日本もまた、このままの社会の形を維持することは出来ません。経済産業省に入省して以来、世界のエネルギー・環境情勢、IT・エレクトロニクス産業の現状を見る中で、日本は、変革の速度をもっと上げなければ、今の生活を維持できなくなる日が眼前に迫っている(一部では、既に、そのような現実が襲って来始めている)という危機感を強く持ちました。
そして、同時に、日本では、何故、斯くもリスクをとれる人が少ないのか、そして、何故、斯くも異なる組織・業界、異なる分野、異なるコミュニティにおける交流が少なく、革新的な取り組みが行われていないのか、という問題意識を強く持って参りました。
インクルージョン・ジャパン株式会社は、日本を、そして世界を本気で変えようとし、そして、その実力を持つ数少ない企業の一つです。今後、経済産業省で培った、経済・産業に留まらない社会全体の動きを捉えるマクロな視点を活かし、異組織・業界、異分野、異なるコミュニティ間での連携を推し進め、ベンチャー、既存企業、大学、地方自治体、NPO等における新たな取組みの推進、及びそれを通じた体質変革、経済・経営的観点のみならず多様な観点から真に革新的・本質的な取組みを継続的に行う仕掛け作りを行ってまいります。
革新的な、新しい取組みを始めようとされている方は、是非、一度、ご相談頂けますと幸甚に存じます。
【弊社代表取締役 服部、及び弊社取締役 吉沢からの御挨拶】
服部:
私自身、前職では人事採用に携わり、現在は多くのベンチャー企業が事業拡大に向けて採用をする場面に携わる中、弊社として初めて人を迎えることが出来た事に、感無量です。ようやく我々自身も、“成長する会社”としてのスタートラインに立てたのではないかと感じています。陶山の持つバックグラウンドや強みによって、よりグローバルな視点や重厚長大な産業への視点も深まります。関わってくださる方々への新たな価値貢献と、「やっぱりICJって面白い会社だよね」という驚きを増やしていきますので、どうぞ今後とも陶山とICJへの応援・ご指導をよろしくお願いいたします!
吉沢:
陶山の加入により、この文体にありますように、いままでの当社とは、またひと味違った雰囲気(霞ヶ関の香り・・・とでも申しましょうか)が加わり、多様性を重視し、コラボレーションを大切にする当社の幅が、また広がるのではないかと、大いに楽しみにしております。
といいつつですが、経済産業省はもとより、陶山個人は、とても自由闊達、おおよそ普通に接していると「いわゆる官僚」というイメージとは、かけ離れにかけ離れた柔軟性、物腰の柔らかさがあります。
こうした陶山の柔軟で素敵なコミュニケーションや姿勢、一方で、内面では、非常に物事を深く考え、その視野は政策として扱っていた日本の国政はもとより、グローバルも含めた範囲にまで及んでおり、こうした、私や服部とはまた違った強みを持った人が加入することが、嬉しくて仕方ありません。どうぞ皆様、引き続き当社にお気軽にお立ち寄りいただき、陶山を含めた多様で自由闊達な議論をお楽しみください。
【陶山 祐司 略歴】
2010年3月
東京大学文学部思想文化学科倫理学専修課程卒業
同年4月
経済産業省入省(国家公務員Ⅰ種。法律区分合格)。資源エネルギー庁総合政策課に配属。資源エネルギー庁全体のマネジメント補佐、東日本大震災の発災に伴う緊急対応(石油・電力の確保)に従事。
2011年6月
資源エネルギー庁総合政策課戦略企画室戦略企画係長を拝命。震災及び原発事故を踏まえた中長期のエネルギー政策の企画立案、総合資源エネルギー調査会基本問題委員会の事務局を担当。
2012年9月
民主党政権下のエネルギー・環境戦略である「革新的エネルギー・環境戦略」策定を受け、商務情報政策局情報通信機器課に異動し、総括係長を拝命。IT・エレクトロニクス産業の競争力強化、新たな付加価値産業の創出促進に従事。
2014年7月
経済産業省を退職し、インクルージョン・ジャパン株式会社に3人目のメンバーとして入社。