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本企画の趣旨:「社会的交流の場」で自分の「種」を磨く

今から数百年前のアメリカ、かの有名なライト兄弟は、人類初の有人飛行を目指し、ニューヨークを拠点とするエリート集団のチームと、激しい競争を繰り広げていました。

ニューヨークのチームは、政財界の強力な後押しと、豊富な資金を抱えており、当然のように有人飛行の初成功に向けて、マスコミの注目を一心に浴びていました。

しかし、この競争に打ち勝ち、人類初の有人飛行を成し遂げたのは、片田舎に暮らし、限られた資金と、手弁当のスタッフに支えられたライト兄弟でした。

なぜ、彼らはエリートチームを差し置き、人類初の友人飛行を成し遂げることができたのか?

その秘密は、彼らが参加していた「社会的交流の場」にあると、言われています。この場は、飛行機やエンジニアリングだけでなく、様々なバックグラウンドの人が、互いにテーマを持ち寄り、互いに自分のテーマを紹介しては、そこに対してフィードバックをもらい合う、という場だったそうですが、これによりライト兄弟は、自分たちの専門領域だけでは気づかなかった多くのアイデアを受取り、自分たちの夢に多くの人が夢中になって耳を傾けてくれる姿から、この夢が本当に追求する価値があることを再認識し、多くの賛同者を得ることができたそうです。

そこで、本企画「第6回ダイアログナイト」では、このライト兄弟も活用した「社会的交流の場」を再現し、多様な分野からの一般参加者がいる中で、「自分はこんなことをやろうとしている。こんな企画、試作品を作っている」という人が、自分のアイデアを周囲に披露し、そこからどんどん話しを繰り広げて行き、自分が持ち込んだ「種」を磨いていただく場を準備させていただきます。

開催概要

■開催概要

      *日時:1月18日(土) 10:30−13:00(開場 10:00)

      *会費:2,000円(当日は領収書を発行致します)

      *場所:野村総合研究所(NRI) 丸の内総合センター 9F

      *アクセス:JR東京駅より徒歩5分

      *現地の地図URL:http://www.nri.co.jp/company/map/nri_honsha.html

      *プレゼンテーションの応募締切:12月26日 23:59

      *プレゼンテーションへの応募方法:下記のボタンより、エントリーしてください

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当日の参加形態について(今回は「種」の提供者=プレゼンターの募集です)

参加者

今回のイベントでは、上記のように「種」をプレゼンテーションする側と、そのプレゼンテーションを観てフィードバックを返す側である「一般」側の参加形態があります。

本募集では、このうち、「種」の提供側の方の募集を行います。

 

「種」を持ち込むことで得られる参加メリット

1.新たな観点やアイデア:普段接することのないような、多様な参加者からのフィードバックを受けることにより、新たな観点やアイデアを獲得できます

2.やる気の向上:自分が持ち込んだ「種」に、他の人が興味・関心を持ってくれることで、「種」に取り組むモチベーションが向上します

3.仲間・サポーター:持ち込んだ「種」に対して、興味が大きい、本当に手伝いたい、といった賛同者・支援者・仲間を得ることができる

以下:過去の「種」参加チームの参加後感想より抜粋(2012年11月実施 分)

はじめての参加で、どのような参加者が来られるのか不明で臨みましたが、私の種で多くの意見、アドバイスを頂き、とても有意義な会でした。雰囲気もフランクかつ楽しい場でした。 【起業準備中: 嶋氏】

 

土地の違う(関西→関東)、今までと違うネットワーク方々とふれあうことそのものが、新鮮な緊張でした。【小型ロボットPLEN 赤澤氏】

 

参加させていただき登壇の機会をいただけたことに感謝でした。 他の登壇者の種だけでなく、スピーチの仕方からも学びが多くありました。 聞き手側もヘルスケアに精通した方が多かったり、創業のプロセスを多く見ている方もいたりで、具体的なフィードバックもあり大変ありがたい機会でした。【起業準備中:ヘルスケアスタイル 喜納氏】

 

延べ15人ほどの意識の高い皆さんにフィードバックをいただけて、自分たちが考えていた顧客インサイトとは違う視点を見つけることができました。早くも、ピボットか!みたいな感じですが、フォーカスグループを明確にできるチャンスかもしれません。早速、トライアルの準備に入りたいと思います。【企画準備中”親子ワークショップ” 中岡氏】

 

ここまで多くのフィードバックを受けられる機会がなかったため、非常に勉強になりました。 また人柄も取り組みも素晴らしい方々が参加されており驚きました。【EVバイクベンチャー”テラモーターズ” 大橋氏】

 

私のネットワークではなかなか出会えそうな方で、自分達が今一番困っている分野について今後ディスカッションにのって頂ける方との出会いがありました。とても良い出会いでしたので参加して良かったです。その他私からコンタクトを取りたい複数の出会いもありました。参加させて頂きましてありがとうございました!!!【起業中:ウェアラブルなおもちゃ”Moff” 高萩氏】

当日の内容と進行について

今回のイベントは、大きくわけて2つのパートから構成されています。

※写真は、前回開催時の様子

1.プレゼンテーションタイム

前半では、種を持ち込んだ6〜10組のチーム(または個人)が、参加者全員の前で簡単なプレゼンテーション(3分程度)を行い、自分がどんなことに取り組んでいるか、参加者全体に伝えます。

第5回DNでのプレゼン風景

2.後半=3ラウンド制の「種」を囲んだ社会的交流の場

後半では、1ラウンド30分程度の話し合いを3回行います。毎回のラウンドでは、「種」を持ち込んだチーム(または個人)がそれぞれ島をつくり、そこに興味・関心のある参加者がばらばらに自分の興味のあるテーマに集まり、わいわいがやがやと、種の持ち主と会話や議論を楽しみます。

1ラウンドが終了するごとに、参加者は参加する島を移動し、次々と様々な「種」へ触れ、アイデアを拡散し、内容を深めていきます。

第5回ダイアログナイトのプレゼン風景

FAQ

Q.「種」としてアイデアを持ち込む場合、どの程度の事前準備が必要ですか?

A.3分で自分のアイデアの概要や背景、意義などを参加者に伝え「自分のテーマを聞いてみたいな」と思わせるプレゼンテーションの準備を、事前に行っていただきます。

Q.どんなテーマなら「種」として持ち込んでいいのでしょうか?

A.ビジネス上の企画や、「今までとは違う革新的な時計」といったようなものづくりに関する企画などを想定しています。これらの企画が実現すれば、収益がその先で見込むことができ、ベンチャー企業として独立したり、特定の企業内でプロジェクトとして運営できるような企画を主に想定しています。一方で、寄付や助成金などをベースとしての運営などを前提とした企画は、スコープ外としております。

Q.主催者・運営者は誰ですか?

A.野村総合研究所(NRI)と新生銀行が企画・主催し、インクルージョン・ジャパン(ICJ)が、企画・運営を担当します。

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参考記事

 

▼前回11月25日開催の「第5回ダイアログナイト開催レポート」

今回の開催と同様の形式にて実施されているため、おおよその雰囲気や、参加各チームの様子などが確認できます。

https://inclusionjapan.com/news/report_dn5th/