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プレゼン側チームと参加者側が小グループでやりとりをするスタイル

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「せっかく、質が高く多様性に溢れる参加者が集うのだから、これを活かさない手はない」

去る11月25日(月)に、野村総合研究所、新生銀行主催にて、Kibidango協力の基、ICJとして企画・運営を担当した「第5回ダイアログナイト」では、こんな想いに基づき、8組の「ベンチャー企業OR起業中の企画」チームがプレゼンを行い、そこから小グループに分かれて、喧々諤々、ワイワイガヤガヤとしたフィードバックと議論を行うという、新しいスタイルの「ピッチ」を実施致しました。

 

本レポートでは、このようなスタイルでの「ピッチ=ベンチャー企業あるいは起業中のチームが、そのアイデアや想いを短い時間でプレゼンする」に関する新しい方法を試行錯誤した結果について、ご報告申し上げるものです。

 

本内容が、今後の様々なピッチ開催などの参考になり、より多くの熱意と気合溢れる企画が、プレゼン観衆側との間でインタラクティブな営みに発展することの一助となれば幸いです。

 

参加各チームからのフィードバック

結論としては、今回のプレゼン実施各チームからは、下記の通り、大変刺激に溢れる場であったとのフィードバックが集まりました。

 

はじめての参加で、どのような参加者が来られるのか不明で臨みましたが、私の種で多くの意見、アドバイスを頂き、とても有意義な会でした。雰囲気もフランクかつ楽しい場でした。 【起業準備中: 嶋氏】

 

土地の違う(関西→関東)、今までと違うネットワーク方々とふれあうことそのものが、新鮮な緊張でした。【小型ロボットPLEN 赤澤氏】

 

参加させていただき登壇の機会をいただけたことに感謝でした。 他の登壇者の種だけでなく、スピーチの仕方からも学びが多くありました。 聞き手側もヘルスケアに精通した方が多かったり、創業のプロセスを多く見ている方もいたりで、具体的なフィードバックもあり大変ありがたい機会でした。【起業準備中:ヘルスケアスタイル 喜納氏】

 

延べ15人ほどの意識の高い皆さんにフィードバックをいただけて、自分たちが考えていた顧客インサイトとは違う視点を見つけることができました。早くも、ピボットか!みたいな感じですが、フォーカスグループを明確にできるチャンスかもしれません。早速、トライアルの準備に入りたいと思います。【企画準備中”親子ワークショップ” 中岡氏】

 

ここまで多くのフィードバックを受けられる機会がなかったため、非常に勉強になりました。 また人柄も取り組みも素晴らしい方々が参加されており驚きました。【EVバイクベンチャー”テラモーターズ” 大橋氏】

 

私のネットワークではなかなか出会えそうな方で、自分達が今一番困っている分野について今後ディスカッションにのって頂ける方との出会いがありました。とても良い出会いでしたので参加して良かったです。その他私からコンタクトを取りたい複数の出会いもありました。参加させて頂きましてありがとうございました!!!【起業中:ウェアラブルなおもちゃ”Moff” 高萩氏】

 

これらのチームの多くは、他の機会でピッチ・プレゼンテーションに参加経験がありますが、今回の場は、小グループでのインタラクティブなやりとりがあり、そこで様々なフィードバックを受けることができた点が、特に新鮮であったようです。

 

▼参考:今回参加各チームのプロファイルはこちら

http://inclusionjapan.com//article/dn5thentr/

参加者側も大いに楽しめるインタラクティブなやりとり

一方で、上記の各チームのやりとりを閲覧し、その後でディスカッションに参加するという立場であった「参加者」の方々の声は、下記の通りでした。

 

様々な夢を持っている人にあえてよかった。  わくわくした  様々な人と交流できた

【20代女性:大手EC企業勤務】

 

これから事業を興してやろうと意欲に燃える人から、今もっている事業をさらに発展させようという方いろいろな種があり、いろんな事業成長段階での課題意識を共有する場としても意義があった。業界の一流の方も多数参加されており、そうした方と会えただけでも価値があった。【20代男性:エンジニア】

 

種について皆で議論するという形式が新鮮だった。【30代男性:ベンチャー企業代表】

 

種を参加者が囲むという形式にしたことで、場に情熱と協力の風が持ち込まれ、非常に活気があり刺激のあるイベントとなった。【20代男性:大手商社勤務】

 

良い刺激になりました。進行も無駄無く時間通りで、ぐたぐたにならず良かったです。【40代男性:投資銀行勤務】

 

これまでと趣向を変えて、とても面白い取り組みでした。自分のやりたいことに向けて動き出している方々を見て、大変刺激を受けました!【20代男性:経済産業省勤務】

 

このように、今回の取り組みは、参加者側にとっても、中々刺激溢れる時間となったようです。

具体的進行内容のご紹介

さて、具体的な今回の進行の流れですが、下記のスライドシェアに示す通りとなります(左下のSlideShareというボタンをクリックしてslideshareサイトへ飛び、その画面上部にある「Save」ボタンからダウンロード可能です)。

 

 

大きく分けると、前半で1チーム3分にて、情熱と想いを中心としたショートプレゼンを実施し、後半では、参加者が各30分×3ラウンド、それぞれ小グループに別れてのインタラクティブなセッションに参加するという流れとしました。

 

参加者は、前半のプレゼンと、配布された資料を材料とし、後半の3ラウンドで、どことどこのチームを訪れるかの目星をつけ、そこに参加するという方法を取りました。

第5回DNでのプレゼン風景

前半:1チーム3分の冒頭プレゼンテーション

 

前半の3分プレゼンテーションは、事前に事務局とのやりとりでプレゼン側各チームが準備したプレゼンテーションを、全参加者の前で実施しました。

このプレゼンテーションについては、手元に配布資料を配っておくことで、細かいサービス内容などの説明は極力排除し、あくまでプレゼンターの情熱や思い入れについて、思いのままに表現できるような実施を行いました。

 

続いての小グループ別検討は、今回ならではの実施ですが、各チームに何人づつ座るように、といった指示や指定は一切なかったため、チームによっては観客が2人だけ、といった状況もありました。

これらもひとえに、プレゼンテーションによってどれだけ人を引きつけられたか、そもそものサービスや製品が、どれだけ魅力を持っているのか、といったことの、よいバロメーターになっていました。

第5回ダイアログナイトのプレゼン風景

後半:小グループに別れた検討・フィードバックの風景(30分×3)

 

 

各小グループの運営や進行は、それぞれのチームに委ねられるため「どう盛り上げるのか?」「どうしたら、よりよい意見を引き出せるのか?」といった試行錯誤を繰り返しながら、ある種のスモールプロトタイピングのような経験を積むことができたようです。

 

【プレゼン側各チームの運営感想抜粋】

グループディスカッションはとてもいい。

 

ディスカッションのルール設計を丁寧に行っていただけたので、「より前に進めるような」フィードバックが多かった点にも感謝しております。

 

フィードバックを沢山もらえ、ブラッシュアップにつながった。

 

小グループに分かれた際に、こちらが紹介する前に既に登壇時のピッチ内容である程度中身に興味を持って頂いているので、一から説明する必要がなかったので良かったです。また小グループには何かしら自分達に興味を持って頂いているので流れもスムーズにいきました。

 

同様に、もし次回、こうした機会があれば、どのようにやってみたいか、という点についても、多くの学びがあったようです。

 

【各チームの次回に向けての学び】

私一人の一方的な説明のグループもあり、双方のコミュニケーションを充実させる。 あまり語りすぎずに、つっこみどころを多くします。

 

1ラウンド目の検討結果を元に、2ラウンド目の検討課題を修正し、さらに3ラウンド目で課題となるアクションをいくつか見つけ出せるようにセットすると、次回につなげやすくなったかもしれません。

 

小グループの1ラウンド目で、「求めるフィードバック」を5項目くらい一気に聞いたところ、フィードバックが散漫になりがちでした。2ラウンドから1テーマにしぼって深くディスカッションしたところ、より良いフィードバックがもらえたので、はじめからそのようにテーマを絞って臨めば良かったと思いました。

 

小グループでの検討の進め方については、自分達の方でもっと詳細に、プロダクトを作ろうとした経緯、ターゲットについての情報、プロダクトの詳細についてもっと詳しく説明する必要があったかなと思っています。有る程度事前情報のシェアがあった方が更に突っ込んだ話ができたのかもしれません。

イベント後のサポーター志願

今回のイベントでは、開催後に実施したアンケートの中で、一般参加者のみなさんに、下記の5段階で、それぞれのチームをどの程度応援したいか?という意向についてお聞きしました。

 

【イベント後に実施したアンケートでのサポート選択肢】

■コアメンバーとして、フルタイムで関わりたい

■ボランティアなど、部分的に関わりたい

■主にオンラインでのやり取りだけに参加するサポーターとして関わりたい

■行く末を見守り、必要なときに情報発信などに協力するオブザーバーとして関わりたい

■特に関わらない

 

その結果、実に30件以上のサポート志願(上記の上位3つの選択肢でのオファー)が発生し、各チームに、新たな支援者が見つかるという結果となりました。

 

以上が、今回のこのトライアルの開催レポートとなります。

 

今回のようなイベントですが、2回目の実験開催を、1月18日(土)に、東京丸の内にて予定しております。

 

自分の企画・製品も、ぜひこの場でプレゼンし、フィードバックが欲しい

 

という方は、下記エントリーフォームより、奮ってご応募下さいませ。

▼2014年1月18日開催:第6回ダイアログナイトのプレゼン側チーム応募フォーム

https://jp.surveymonkey.com/s/dn6thtane

 

また、上記イベントの一般参加者公募も、近日開始予定となっております。こちら、下記のICJフェイスブックページをフォローすることにより、開催告知を受け取ることができますので、ぜひともフォローいただければ幸いです。

 

▼当イベントの告知などを行うICJフェイスブックページはこちら

https://www.facebook.com/InclusionJapan

 

あなたもぜひ、こうしたインタラクティブな場に参加してみませんか?

 

それでは

 


▼ご参考その1:今回のイベントの冒頭VTR

 

今回のイベントでは、新しい企画・新しいビジネスにチャレンジするというテーマで、テラモーターズの徳重徹社長、および宇宙開発プロジェクトHAKUTOの袴田武史代表のお二人から、下記のようなVTRでのメッセージをいただきました。

新しいテーマにチャレンジするという方は、ぜひともご覧いただければ幸いです。

 

 

▼ご参考その2:今回イベントの企画内容・告知ページ

http://inclusionjapan.com//news/dn5thseed/