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この度2014年10月に、当社インクルージョン・ジャパンとして、初めての書籍「仕事の強みの磨き方」(クロスメディア・パブリッシング)( http://www.amazon.co.jp/dp/4844373811 )を出版させていただきました(著者名は、当社の吉沢となっております)。

仕事の強みの磨き方

 

本記事では、当社がどのような意図で、本書を発刊したか、その経緯や狙いについてご紹介させていただきます。

本記事の構成です(読了3分):

1.執筆に至るまでの経緯

2.企画内容の変遷

3.本書のテーマが「仕事の強みの磨き方」である理由

4.敢えて副題に「エリート」という言葉を使っている理由

5.主な想定読者層

6.本書に関連する取材・記事UPを予定しています

それでは、本編です。

1.執筆に至るまでの経緯

元々当社は、リクルート社にて事業開発を担当していた服部と、ライフネット生命の立ちあげを行ってきた吉沢が、自分たちが経験してきたような、エキサイティングで手触り感のある事業の立ちあげを、より多くの人にベンチャーの立ちあげという形で経験し、没頭して欲しいという思いで設立しました。

 

とはいえ、創業間もない当社としては、ベンチャーの立ち上げに投資する大きな種銭があるわけでもなく、まずは大企業とベンチャーとをつなぐコンサルティングなどによってキャッシュを獲得し、そのキャッシュを投資原資として、主に20代後半〜30代の、大企業でのトップクラス人材を経営者候補に置いたベンチャーの立ち上げ支援を行ってきました。

 

本書は元々、こうした事業を開始したばかりの時期に、「書籍を発行することで、大企業からの信頼が得やすくなり、結果としてインクルージョン・ジャパンがやりたいプロジェクト、そしてインキュベーションの原資が集めやすくなる」という、ある方のアドバイスから構想がスタートしております。

 

すると世の中に同時性というのはあるもので、丁度その一ヶ月後に、本書の担当編集者であるクロスメディア・パブリッシングの小早川社長と、かねてから私共の友人である同社の吉田氏より、「若く無名で、挑戦する人たちを応援したい」という有り難いお申し出にて、出版企画がスタートすることとなりました。

 

2.企画内容の変遷

執筆を担当する当社吉沢は、当初実は「問題発見力」というテーマにて、出版社との企画を進めていたのですが、どうにも筆が進まない時期が続きました。

今にして思えば、ですが、「問題発見力」というテーマは興味深いながらも、当社がメインで取り組んでいるテーマ・内容とは、直接的にはリンクが薄かったのかもしれませんし、あるいは単に、吉沢の気が向かなかっただけなのかもしれません。

 

いずれにせよ、折角いただいた機会を活かすため、そして、書籍という形で情報発信するなら、とことん自分たちの納得のいくテーマで進めようということで、再度企画会議を開催したところ、本テーマに落ち着いた次第です。

 

下図は、そのときの社内+出版社での議論のホワイトボードです。

ホワイトボード議論

 

議論を進めるうちに、当社が標榜している「事業立ち上げを通して社会に手触り感を感じる」というテーマは、吉沢が経験したライフネット生命の立ち上げ時の経験にも凝縮されている、ということに気が付きました。

 

こうして、仔細に当時のライフネット生命の状況を、1人ひとりの個人に着目して事例としてまとめ、掘り起こし、分析し、その要諦を洗い出すという作業が始まりました。

3.本書のテーマが「仕事の強みの磨き方」である理由

吉沢は、実際に自分がミリミリと一緒に働いてきた個性溢れるライフネットの6人の面々について、個別にその働き方、発揮する強みなどを生々しい事例として洗い出し、とりまとめるという作業に没頭しました(下図は、実際に登場する6人のうちの1人、Yahoo!出身の堀江氏に関する文章をベースにしたマンガです)。

4コマ「堀江さん」

 

 

このように、その登場人物1人ひとりが活き活きと活躍する姿を描写し終えた後、あらためて「この登場人物たちの共通項は、一体どのあたりだろう?」と検討してみると、そのポイントは、

 

目の前仕事にいつも没頭し、強みを磨き上げ、他の人の強みに素直に頼る

 

に凝縮されていました。

この、仕事に没頭し、強みを磨き、強みを持った同士が互いに頼り合い、試行錯誤しながら仕事を進めるという働き方こそ、当社が現在手がけるインキューベーション(事業立ち上げ支援)の場面でも、1つのモデルになる働き方なのではないだろうかと考え、書籍のタイトルを、「仕事の強みの磨き方」とした次第です。

そして、その磨き方を本書の中では、下図のように構造化して解説しています。

磨き方の構造

 

 

4.敢えて副題に「エリート」という言葉を使っている理由

さて、本書の副題「これからのエリートだけが知っている」という点ですが、ともすれば「差別的」「不平等」「上から目線」とも捉えられてしまう「エリート」という言葉を使わせていただいているのには、理由があります。

「エリート」という言葉の本質は、「選ばれた者」という意味。今回のタイトルで「これからのエリート」という言葉を使っているのは、過去の慣習だったり、昔からの仕事の進め方だったりに縛られることなく、この本の主題である「良い磨き方、良い頼り方、そして仲間との良い仕事の進め方」を行う人こそ、これからの時代に選ばれる人であり、時代の変化を楽しめる人になるだろう、という想いを込めております。

5.主な想定読者層

本書の想定しているコア読者層は、以下の2タイプの方々となります。

■読者層1:20代後半〜30代で、密かに自分には自負と自信がありながらも、本書に登場する超有名企業(マッキンゼー/モルガン・スタンレー/Yahoo!/スターバックス/A.T. カーニー/BCG)出身の連中の実力がどの程度か、そういう企業に転職してみたらどうなるか、といったことに興味のある方々。

→本書を通して、バーチャルにこうした面々と同僚になり、働き、何かを学び取るといった体験をすることができます。

■読者層2:10〜100人規模のチームや企業を率いる立場の経営者・マネージャーで、
メンバーの強みに着目した運営をしてみたいと考えている方々。

→本書では、どうしたら「エッジーな強み」のある人材を集め、そしてその「強み」を遺憾なく発揮させることができるかについて、ヒントとコツを得ることができます。

6.本書に関連する取材・記事UPを予定しています

9月上旬より、本書の原稿が固まってきた段階にて、吉沢を中心として、本書の内容を、各分野の経営者、マネージャー、個人としてエッジの立っている方など、様々な方の元に持ち込み、

「本書に描かれている働き方を、どう思われますか?」

「ご自身は、どのように強みを磨いてきましたか?」

「組織を運営するにあたって、どのようなことを大切にされていますか?」

 

といった、様々な観点でのディスカッションを展開させていただいております。

 

これらの内容については、順次本サイト内( http://inclusionjapan.com/strengthatwork/ )にてご紹介させていただきますので、どうぞご期待ください。

書籍は、議論の終着点ではなく、議論の出発点

と当社では考えております。


以上、当社としましては、今後より一層、メイン事業であるインキュベーションを中心とし、本書に紹介されたライフネット生命立ち上げ時の勢いに負けない、それ以上にエキサイティングなベンチャーの誕生・成長、そして大企業の皆様を巻き込んだプロジェクトを推進していきたいという想いの基で、本書を完成させました。

 

そんな本書を、一人でも多くの方にご覧いただき、そしてそこからまた更に、色々な議論やプロジェクトのきっかけとなれば幸いです。

 

それでは

▼(参考)書籍のAmazon.co.jp購入リンク

http://www.amazon.co.jp/dp/4844373811

 

▼書籍の第一章の無料ダウンロードへのリンク

http://cm-publishing.co.jp/tsuyomi_dl/